ペープサートは1948年頃、児童文化財として誕生しました。“ペープサート”という名前は、ペープサート作家兼実演家の貴重な第一人者、永柴孝堂氏(1909~1984)の命名によるもので、「紙人形劇」=「paper puppet theater」(ペーパー・パペット・シアター)を短縮した造語です。永柴氏が子どもの頃、街頭で見た“立絵”の手法を児童文化財として活かしたいと思い、新しい感覚で「ペープサート」という絵人形劇を世にだしたのです、永柴氏の名人芸は子どもにも大人にも大人気。主に幼児教育の現場で、保育教材として普及しました。